- 教育活動(中学)
【中1】チャレンジキャンプ(2日目)
今日は、「湧水の恵みウォーク」からスタートです。
まずは、わさび田の見学から「陣馬の滝」での生き物観察。
わさびは、水がきれいなことと流れがあることが必要で、植えてある部分は、石の大きさが表面は小さく下の方になると大きく作ってあるそうです。
「陣場の滝」は、現在放映中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の中でも重要な場面として描かれていた富士の巻狩の時に源頼朝が陣を敷いた場所だそうです。
水温が10度以下でとても冷たく、足を入れた時の生徒たちの悲鳴にも似た声、そして楽しそうに生き物観察をしている姿が印象的でした。
その後は、鱒のつかみ取り。自分で捕まえた鱒をその場でさばいてもらい、炭火焼きでいただきました。
「自分で捕まえた魚はうまい!」という生徒の言葉が聞こえてきました。
また、わさびもチューブに入っているものとは全く違い、本物を自分ですってみると「家だと食べられないけどこれなら食べられる!」とも。
わさびにしても、鱒にしても、滝での生き物観察にしても、富士山の湧き水がきれいだからこそできることです。
成立学園アース・プロジェクト。中1のテーマは「食」です。
環境と食、食と文化などについて考えるきっかけになっていればこの行事は大成功です!
午後は、本栖湖・精進湖を巡り、樹海探索です。
生徒たちは学校で事前学習はしていましたが、やはり現場で本物を体験することは刺激的だったようで、夕食後のミーティングでも今日の振り返りとして、「玄武岩の上は歩きにくかった」とか「馬酔木の生えている場所と意味、漢字がつながった」などが挙がっていました。
樹海の最後は蝙蝠穴。地上との気温差や天井の低さなどにびっくりしていました。
今回のチャレンジキャンプ中によく見られた光景が、友達を助ける姿でした。
富士登山では少し歩きにくくしている友達に自然と肩を貸してあげたり、蝙蝠穴でヘルメットをうまくかぶれない友達をさっと手伝ってあげたり... それ以外でも周りを助けてあげている様子が自然でした。
明日は最終日。
最後の夜ですがしっかりと休んで、また明日頑張りましょう!