- 教育活動(中学)
中学1年生アース・プロジェクト(古代米脱穀・芋掘り)
11月10日(木)、中学1年生は再び鷲宮グラウンドに集合しました。
4月から、田起こし(2・3年のみ)→田植え→稲刈りを経て、本日ついに米作りの最終工程である脱穀を体験しました。
まずはA組。2人1組で、米を脱穀する人・足踏みを行う人に分かれ、協力して作業を行うことができました。B組は、飛んでくる米を1粒たりとも逃すまいと全員でブルーシートを持ちました。
続いてB組も2人1組で協力して脱穀を行いました。
ブルーシートを持つA組からは「脱穀機の正面は取れた米が勢いよく飛んでくるから、背の高い人のほうが良い!」などと、自分たちで考えて配置を決めている声が聞こえてきました。
さらに、唐箕(とうみ)を使わせていただきました。これは、米と混ざっているもみがらを選別する農具です。初めて見る唐箕に興味津々の生徒たち。
「昔の人はすごいものを考えたなぁ」とつぶやている生徒もいました。
最初は、ほどよいスピードと力でハンドルを回すのに苦労しましたが、少しずつコツを掴んできました。
最後は、待ちに待ったさつまいも掘り!
鎌で伸びた蔓(つる)をきれいにした後、スコップを使って、さつまいもを切らないように注意しながら掘りました。
「宝探しみたい!」と目を輝かせながら、最初は虫を怖がっていた生徒も気づけば30分、少しでも大きいさつまいもを見つけるために、土を掘り続けました。
働いた後は持ってきたお弁当を食べて栄養補給。
残った時間には、高校サッカー部のグラウンドをお借りし、サッカーやドッヂボールをしました。
お土産は、自分たちで掘ったさつまいもと古代米です。古代米は、白米と8:2の割合で炊くとおいしいというお話を聞きました。はたして、何人がこれを覚えて帰れたでしょうか...。
今回のアース・プロジェクトを通して、いつも食べているお米を作るのに、どれだけの時間や手間がかかっているのかを知ることができました。
今後は、今まで以上に食べ物に感謝をし、食べ残しゼロを目指しましょう!
11月26日(土)にはナショジオ発表会があります。"食"がテーマである中学1年生、この経験を活かしてどのような発表になるのか、乞うご期待です...!