- 教育活動(高校)
地域創生プロジェクト(笛吹)
次年度高校2年生で推薦入試を希望する生徒を対象に3月5日(水)~7日(金)の3日間を通して、地域創生プロジェクト(笛吹)を実施しました。
<1日目>
株式会社JTBの埼玉南支店と甲府支店の方々に来校いただき、笛吹市の現状や課題などをお話しいただきました。生徒たちは笛吹市の現状について理解してフィールドワークのイメージを持つとともに、旅行会社としてのJTBという認識しか持っていない生徒がほとんどの中で、あらゆる業務内容があることを知りました。
<2日目>
日帰りで笛吹ツアーに参加し、「おごっそう家」「ホテル仙石」「里の駅いちのみや」「見晴らし園」を巡りました。
・おごっそう家
笛吹市芦川町にある芦川農産物直売所「おごっそう家」に立ち寄り、現地で採れる農産物や地域の方が作られた加工品などを見てきました。
生徒たちは購入することはありませんでしたが、地域の特産品を知るとともに、高校生が手に取りやすいものが売られていないことも実感しました。
・ホテル仙石
石和温泉地区のホテル仙石にて、笛吹市役所と市議会議員の方々から笛吹市の「魅力」「政策」「展望」、そして「笛吹市を盛り上げる熱意」についてお話しをしていただきました。
時折クイズ形式で興味を引き付けていただくなど工夫していただいたり、笛吹市を盛り上げるための熱い想いを生徒にぶつけていただいたり、生徒たちの将来を考えるきっかけにもなったかと思います。
・里の駅いちのみや
ご当地の特産品やお土産を目で見ることで、どのようなものが売られていて、高校生目線でどのようなものが売られていて手に取るのか、また、こういうものが売られていると嬉しいのか、などを考えました。中には、保護者の方から依頼されている品物を探している生徒の姿もありました。
・見晴らし園
笛吹市の魅力の一つである「フルーツ」。いちご狩りの体験を行い、様々な品種の食べ比べをして、笛吹市のフルーツの美味しさを実感してきました。最高記録は…51個!!道中でブドウ畑が多くあり、この季節はいちごがメインであることも見ることができました。
<3日目>
事後学習を校内にて行いました。事前に感じていたことと実際に目で見て、聞いて、体験したことを比較し、また、現在住んでいる地域や活性化している地域と比較することで、今後の笛吹市の展望を考えました。複数のグループに分かれて、それぞれが問いを立てて探究テーマを考え、来年度以降の探究学習のスタートを切りました。9月に行くフィールドワークまでの半年間で各グループで探究活動を重ねていき、笛吹市の活性化に対する提案をできるようにしていきます!