- 教育活動(高校)
高2探究クラス 海外研修ハワイ【2日目】
ハワイ大学の学生と『brother&sister』プログラムを行いました。
これは、生徒7〜8人に対して1人の大学生がつき、兄弟・姉妹(Brothers&Sisters)のように、交流しながら同行観光することにより、大学や街を散策しながらその魅力を紹介するプログラムです。
ハワイでの生活における実体験などを交えながらコミュニケーションを取ることで、生徒たちだけの観光・見学では決して見たり、感じたりすることが出来ない『ハワイや留学の魅力』を体感する事ができます。
大学生と顔合わせのときは、緊張からなのか、語学力に対する自信の無さなさからなのか、どこか不安そうな表情で話す生徒が多くみられました。
彼らはオールイングリッシュで、本当に一日中やり切れるのだろうか…。
ひきつった笑顔の生徒たちを見送りながら、少しだけ不安になりました。
1日をかけ、ハワイ大学や市内散策を行い、ホテルに帰ってきたときには、私たちの不安は杞憂であったと思い知らされました。
大学生ともすっかり打ち解け、疲れはあるものの、達成感が溢れる満面の笑みへと変わっていました。
中には、おそろいの物を身につけて、まるで本当の姉妹のように仲良くなり、別れを惜しむ生徒もいました。
B&Sプログラムの中でもたくさんの気付きがありました。
*英語に力を入れているので、今の自分の力を試してみたかった。
『感情』を文章にして、とっさに伝えるという事が想像以上に難しかった。
それでも、なんとか大学生に伝えたいという想いから、単語を繋げて話してみたところ、しっかりと受け止めてくれて感動した。
言葉を学ぶことの楽しさを改めて実感する事ができ、また、語学を学ぶ意義を再実感できた。
*ホテルからハワイ大学まで、大学生と一緒に路線バスを利用した。
日本の路線バスがどれだけ安全に配慮されているのか身をもって体験できた。
また、バスはお釣りが出ない・両替もできないため、人数分まとめて支払いをする工夫をする必要があることに驚いた。
このほかにも多くの『サービス』に関する価値観の違いに触れた。
今回はじめて自分の国を外から見つめてみたことで、日本のサービスのレベルの高さを再実感しただけでなく、自分の当たり前を疑う事ができるきっかけになった気がする。
明日はメリノール高校に伺い、高校生と交流を行います。
今日の大学生との交流を振り返り、明日はより充実したコミュニケーションの機会としてくれることを期待したいと思います!