2024.11.07
- 教育活動(中学)
中学1年 アース・プロジェクト ~脱穀・芋掘り~
本日、アース・プロジェクトの一環の水田学習の最終工程である「脱穀」と、サツマイモ掘りをしました。
今までの水田学習は中学2・3年生の先輩と一緒でしたが、今回は中学1年生のみの活動でした。
脱穀とは、刈り取って収穫した稲穂を干して乾燥させた後、その穂先から「籾(もみ)」を外す作業のことです。
今では「コンバイン」という機械でやっている工程を、昔ながらの方法で体験しました。
まずは、「足踏み脱穀機」を使って、古代米の稲穂から籾を扱き落とします。
リズムよく足踏み脱穀機のペダルを踏みます。
勢いよく籾が飛んでいきます。
脱穀した籾には、稲の葉や藁くずが混ざっているため、「唐箕(とうみ)」を使って、籾とそれ以外を分別します。
手回しハンドルを回して風を起こし、籾と藁くずが混ざったものを漏斗に入れて少しずつ落とします。重い籾は下に落ち、軽い藁くずやゴミは風で遠くに飛ばされる風選(ふうせん)という方法で分別します。
昔ながらの脱穀を体験した後は、畑に移動してサツマイモ掘りをしました。
スコップを使ってサツマイモを掘っていくと大量に取れました!
収穫したサツマイモは持ち帰ります。大満足の結果でした!
先輩方の田起こしから始まった水田学習。中学1年生だけで無事に最終工程を終えました。
アース・プロジェクトの水田学習・畑作の体験を通して、食のありがたみを感じることができました。
来年の水田学習では、先輩として田起こしに参加します。
未来の後輩たちによい体験をさせられるよう、バトンを引き継いでいきます!