- アース・プロジェクト
中学水田学習【稲刈り】
今日は中学生全員で鷲宮グラウンドに行き、稲刈りを行いました。
5月に田植えをした時から、稲がどのように成長しているか楽しみでした。
中学生はコシヒカリと古代米の2種類を植えたのですが、こちらが今日の様子です。
左側がコシヒカリで右側が古代米です。
毎年そうなのですが、コシヒカリと古代米は、強さが違うんです。
台風の影響などで少し傾いているコシヒカリに対して、真っ直ぐで凛としている古代米。
人為的に品種改良を重ねて美味しくなっている分、気候変動に弱い部分もあるコシヒカリと、美味しさでは劣るかもしれませんが野生児?の古代米の強さ。
そして生育も少し遅れていて、古代米は今日は収穫できませんでした。
でも、どちらがいいということではなく、いろいろな個性があっていいと思うのです。
まさに、成立学園の生徒たちのようです。
さあ、いよいよ稲刈りのスタートです。
まず、水田委員の入江君が、中学生全員へ向けて、安全に気を付けて稲刈りを行うよう話をしてくれました。
田んぼへ移動し、さっそく刈り取ります。
機械ではなく自分の手で行います。
3年生は今までの経験を活かして、鎌の使い方やコツを下級生に優しく教えてくれていました。
コンバインには続々と刈られた稲が運ばれてきました。
下級生も腕いっぱいに稲を抱えて、楽しそうに取り組んでいました。
稲刈りだけでなく、コンバインから出てきた藁を移動させる仕事もあります。
汗だくになりながら必死に作業をしていました。
3年生にとっては、中学最後の水田学習です。
下級生に上手に指示を出しながら、楽しそうに稲刈りをする姿を見ることができてよかったです。
みんなの頑張りで、米袋パンパンにお米が集まりました。
今回収穫したお米は、1年生が脱穀をしてからみんなの手元に届きます。
最後は、水田委員の木村君が活動の振り返りと後輩への激励をしてくれました。
今年度の色ごとの活動は、残すところ3学期のパラスポーツ大会のみです。
引き続き色リーダーを中心に、協力して活動していきましょう。