コース・クラス選択
「2コース+6クラス制」の導入
高校では、中学3 年までの15年間で積み上げてきたことを土台に、自分自身の力で考え歩んでい ける、精神的な自立を目指します。そのため、2年次からは自分が目指す将来に合わせたより最適なコース・クラスを選択することができます。
1年次では学習習慣の定着と基礎学力の徹底を行い、2年次からの選択授業では、受験に必要な科目のみを学習。学力の向上を目指し、入れ替え制をとる習熟度別授業も展開します。
高1
高1の柱は、将来的にどの選択肢をとるにせよ必要な基礎的な力を身につけることと、生徒のストロングポイントを伸ばしていくことです。高2進級時に選択する6クラスに向けて、必要な力を身につけ、本人のストロングポイントを生かします。
「この教科が好きだ!」「この分野は究めたい!」と思えるものを見つける
5教科をバランスよく学習したうえで、各科目の「面白み」を見つけられるポイントを作ります。そのために、通常の授業をはじめ、長期休暇に実施されるアカデミックツアーを活用します。
人生を通して学び続け、成長し続ける
高1では足腰の一つである、学習する習慣と基礎学力を身につけます。そのために、日々の小テストや授業の確認テスト、定期試験を十分に活用します。
文武両立をやり遂げるための土台作りを目指す
部活動や学習に対して全力で打ち込むことによって、チャレンジ精神や壁を乗り越える力、計画的な時間の使い方、問題解決能力を培います。そのために必要な文武両立のスタートを切るのが高1です。部活動後すぐに学内で放課後の自習システム「STSC」を活用できるため、文武の切れ目ない両立が可能です。
担任との面談を年5回実施(三者面談を含む)
面談を通じて生徒のストロングポイントや成長すべきポイントを洗い出し、成長を促します。学力の成長をアシストするのはもちろん、ストロングポイントに応じて高2で進むべきクラスを提示します。
- 進度を速めた授業を行いながら、深度も求めて演習や思考力育成に時間を割きます。応用力を育み、より上位の大学を目指す準備をします。
- HRではキャリアデザインにより重きを置き、大学進学はもちろん、その先の将来のビジョンを持つよう促します。学習の意義や「今何をすべきか」を伝えます。
- 英語については、授業はもちろん、HRでの取り組みにおいて、英語4技能対策を行い、英検2級取得を目指します。
- 5教科をバランスよく学習し、基礎学力の育成に特に力を入れます。初めから難しい内容に取り組むのではなく、基礎的な学習からスタートします。
- HRでは特に「見える学力」と「見えない学力」のバランスを重視し、双方に必要なマインドセットを定着させます。
- 英語については、授業はもちろん、HRでの取り組みにおいて英語4技能対策を行い、英検準2級取得を目指します。
高2・3
国公立クラス
S-ACADEMIC
私大クラス
S-ACADEMIC
探究クラス
S-ACADEMIC
アスリートクラス
S-ACADEMIC
国公立クラス
G-ACADEMIC
難関私大クラス
G-ACADEMIC
バランスの取れたカリキュラムで基礎学力を高め、国公立大学での学びの土台となり総合的な教養を身につけ、学校推薦型選抜や総合型選抜で、希望する国公立大学の合格を目指すクラスです。
指導の特徴
文理の垣根を越えて、卒業まで継続して理社を含む文理両方を時間割に組み込み学び続けます。また英検2級・準2級以上を目指し、英検対策を見据えた授業展開を行います。進路に関しては、学校推薦型選抜や総合型選抜に対応するため、小論文対策の授業だけでなく、志望理由書の添削など、生徒一人ひとりを教員が担当し指導します。
- 授業・予習復習→定期試験というサイクルでしっかり学習することによって、国公立大学が推薦入試で求める高い評定平均値を獲得できるようになります。
- 英語の授業や学習に力を入れ、英検準2級・2級でより良いスコアを獲得することを目指します。
- 3年1学期までに高校の全課程を修了します。総合型選抜や学校推薦型選抜に向けて、3年次より「総合演習」の授業で小論文や志望理由書などの対策を行っていきます。希望者は私大の指定校推薦制度も利用できます。
独自カリキュラムで基礎学力を高め、総合的な教養を身につけ、学校推薦型選抜や総合型選抜で、希望する私立大学の合格を目指すクラスです。
指導の特徴
2年・3年次で特に英語に力を入れ、英検準2級・2級の取得およびスコアアップを目指します。進路としては、共通テストを課さない学校推薦型選抜や総合型選抜に向けて、小論文や志望理由書の添削など、生徒一人ひとりを教員が担当し、指導します。
- 早稲田や上智、GMARCHや日東駒専など有名私大の推薦入試で合格できるレベルを目指します。
- 得意科目に応じて科目選択ができます。
- 3年次6月までに高校の全課程を修了します。総合型選抜・学校推薦型選抜に向けて、3年次より「総合演習」の授業で小論文などの対策も行っています。希望者は指定校推薦も利用できます。
英語や論理的思考力といった探究に必要な能力を養い、海外大学への進学や、総合型、学校推薦型選抜での国内大学への進学を目指すクラスです。
指導の特徴
VUCA※の時代を生き抜く力として、新学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が重要視されています。加えて「文理融合・教科横断」の観点としてSTEAM教育の必要性も叫ばれています。今までの学びに囚われない、生徒一人ひとりの興味・関心に寄り添ったプロジェクト型学習で探究心を育みます。
また『Artプログラム』を通して自己理解を深め、他者へ、そして社会へ自らの想いを発信する力を身につけます。さらに、多様な経験を持つOB・OG・社会人との交流の場を設けることで、リアルな社会課題や研究課題と出会い問いを探究していく、成立学園だからできる活動を実施します。
※VUCA=Volatility変動性、Uncertainty不確実性、Complexity複雑性、Ambiguity曖昧性
- プロジェクト型の探究学習やアート・プログラムを土台に、「語学力」「論理的思考力」「コミュニケーション能力」を養います。
- 国際基準の英語能力測定試験IELTSで高いスコアを獲得できるよう、専門のネイティブ講師が対策授業を行い、海外大学の進学に必要な語学力習得を目指します。
[2023年度より「IELTS推進校」に認定]※国内2例目
- 文理の区別なく総合的・横断的な学習を行います。海外大学指定校制度を用いて、国内大学・海外大学を併願し、両方から合格を勝ち取ります。その上で、自身に最も適した進路に進学することが可能です。
スポーツを通した人間形成により、プロの世界や強豪大学で活躍できるトップアスリートを目指すクラスです。
対象:男子サッカー部・硬式野球部
指導の特徴
アスリートクラスでは、学業と競技活動を切り離すことなく、生活面を含めたすべてが一体であり相乗効果をもたらすものと捉え「文武両立」を体現していきます。規律や集団行動を大切にし、独自のカリキュラムのもと競技に集中できる環境を整えています。その結果2/3の生徒が日東駒専レベル以上の有名私大や、スポーツ推薦での進学を果たしています。
男子サッカー部・硬式野球部ともに、生徒の自主性を大切にしながら専任の指導者が寄り添い、丁寧かつ確かな指導でバックアップし、卒業後のステージで活躍できる人材を育成していきます。
- 実用英語技能検定取得に力を入れ、2年次までに英検3級・準2級を取得し、3年次には英検準2級・2級の取得およびスコアアップを目指します。
- スポーツ推薦・総合型選抜・学校推薦型選抜などの入試に対応できるよう、授業を通してプレゼンテーション力の育成や小論文対策・面接対策を行います。
- 長期休暇中には遠征や試合などが多いため、学習アプリ「スタディサプリ」を活用するなど、学習の遅れが生じないよう支援していきます。
一般選抜や大学入学共通テストなどの学力試験を重視する方式で国公立大学を目指します。
指導の特徴
文理の垣根を越えて、卒業まで継続して理社を含む文理両方を時間割に組み込み学び続けます。国公立大学の受験対策に精通した教員陣が、傾向に合わせた授業を行います。入学時よりも高い学力を身につけ、目標に向かう雰囲気づくりを目指します。大学入試で得た自己実現の経験を将来社会に活かす意識を持ち、伸ばし合うための学習環境を形成します。
- 豊富な授業時間数によって、5教科全てで2年次のうちに高校のほぼ全課程を修了します。
- 高3次には、大学入学共通テストや大学個別試験に特化した対策や演習授業を行います。
- 2年次で英検2級を取得し、3年次でスコアアップや準1級取得にチャレンジします。
キャリアデザインに重点を置いたカリキュラムで、早慶上理GMARCHへの現役合格を目指すクラスです。
指導の特徴
難関私大志望の生徒には早慶上理などの大学受験対策に精通した教員陣が、傾向に合わせた授業を行います。
全ての生徒が入学時よりも、また自分の想定よりも高い学力を身につけ、目標に向かう雰囲気作りをします。生徒の積極的な取り組みと教員の手厚い指導を両輪として、自己実現にまい進できる最適な環境です。
- 文理に特化して、2年次のうちに高校のほぼ全課程を終え、早慶上理GMARCHといった難関私大レベルの大学に一般選抜で対応する力を養います。
- 志望する大学によって、2年次から対応する科目について特別授業を行います。
- 2年次で英検2級を取得し、3年次でスコアアップや準1級にチャレンジすることを目指します。